先進的窓リノベと断熱リフォーム補助金は併用できる?
先進的窓リノベと断熱リフォーム補助金は併用できる?
「補助金って、2つ同時に使えるの?」
そんな疑問、ありませんか。
光熱費が年々上がり続けています。
冬の暖房代、夏の冷房代。
毎月の請求書を見てため息が出る方も多いはずです。
「窓を変えれば電気代が下がるらしい」
「補助金も出るらしい」
そこまで調べた方なら、次に気になるのはこれでしょう。
先進的窓リノベと断熱リフォーム補助金、両方もらえるの?
結論から言えば、併用は可能です。
ただし、ルールがあります。
知らずに申請すると、片方しかもらえないことも。
この記事では、2つの補助金の違いから、
組み合わせ方、注意点まで丁寧に解説します。
お得にリフォームしたい方は、ぜひ最後まで読んでください。
結論:先進的窓リノベと断熱リフォーム補助金は併用できる!
ポイント3つ
- 異なる工事に対してなら、両方の補助金を申請できる
- 同じ窓・同じ工事への二重申請はNG
- 申請は工事業者が代行するケースが多い
つまり「窓の交換は先進的窓リノベ」で、
「断熱材の追加は子育てエコホーム」で申請。
こうすれば、補助金を最大限もらえます。
それぞれの補助金を詳しく見ていきましょう。
先進的窓リノベとは?
先進的窓リノベ2024事業は、
環境省が実施する窓の断熱改修に特化した補助金です。
正式名称は「先進的窓リノベ2024事業」。
高断熱の窓への交換を対象としています。
補助額が非常に大きいのが特徴です。
1戸あたり最大200万円まで補助されます。
対象工事と補助金額
| 工事内容 | 補助額の目安(1箇所あたり) |
|---|---|
| 内窓設置(大) | 約6万8,000円〜11万2,000円 |
| 内窓設置(中) | 約3万6,000円〜7万6,000円 |
| 内窓設置(小) | 約2万5,000円〜4万8,000円 |
| 外窓交換(カバー工法・大) | 約11万7,000円〜18万3,000円 |
| 外窓交換(カバー工法・中) | 約6万9,000円〜13万6,000円 |
| ガラス交換(大) | 約5万5,000円〜10万2,000円 |
| ガラス交換(中) | 約3万4,000円〜6万5,000円 |
※グレード(SS・S・A)によって金額が変わります。
※最新の補助額は公式サイトで要確認。
窓の数が多いほど、補助額は積み上がります。
戸建ての場合、10〜15箇所の窓があることも。
合計で100万円以上の補助になるケースも珍しくありません。
断熱リフォーム補助金とは?(子育てエコホーム等)
断熱リフォームに使える国の補助金は複数あります。
代表的なのが「子育てエコホーム支援事業」です。
2024年度も継続して実施されています。
こちらは窓だけでなく、
壁・床・天井の断熱や設備交換も対象です。
リフォーム全体をカバーできる補助金です。
対象工事と補助金額
| 工事内容 | 補助額の目安 |
|---|---|
| 外壁断熱 | 約11万2,000円/戸 |
| 天井・屋根断熱 | 約4万円/戸 |
| 床断熱 | 約4万円/戸 |
| 高効率給湯器(エコキュート等) | 約3万円/台 |
| 節水トイレ | 約2万円〜3万円/台 |
| 高断熱浴槽 | 約3万円/台 |
※子育てエコホーム支援事業の場合、
リフォーム補助の上限は1戸あたり最大30万円。
(子育て世帯・若者夫婦世帯は最大45万円)
窓の交換も対象に含まれますが、
先進的窓リノベのほうが補助額は大きいです。
窓は先進的窓リノベで申請するのが賢い選択です。
2つの補助金を組み合わせる方法
同じ工事には使えない点に注意
併用にはルールがあります。
ここを間違えると、申請が通りません。
必ず確認しておきましょう。
- 同じ工事箇所に2つの補助金を重ねて申請することはできない
- 工事ごとに「どちらの補助金を使うか」を分ける必要がある
- 申請は補助金ごとに別々の手続きが必要(業者が代行するケースが大半)
たとえば、内窓の設置に先進的窓リノベを使ったら、
同じ内窓に子育てエコホームは使えません。
「窓は窓リノベ、断熱材はエコホーム」と分けるのがコツです。
組み合わせシミュレーション例
具体的にどれくらいお得になるか、
戸建て(築25年・窓10箇所)で試算してみます。
| 工事内容 | 使う補助金 | 補助額の目安 |
|---|---|---|
| 内窓設置(10箇所) | 先進的窓リノベ | 約70万円 |
| 天井断熱 | 子育てエコホーム | 約4万円 |
| 床断熱 | 子育てエコホーム | 約4万円 |
| エコキュート交換 | 子育てエコホーム | 約3万円 |
| 節水トイレ交換 | 子育てエコホーム | 約3万円 |
| 合計 | 約84万円 |
工事費の総額が200万円だった場合、
自己負担は約116万円まで下がります。
4割以上を補助金でまかなえる計算です。
さらに断熱性能が上がれば、
年間の光熱費も大幅に削減できます。
数年で投資回収できるケースも少なくありません。
補助金の組み合わせに詳しい業者を、無料で一括比較できます。
その他の組み合わせ可能な補助金
地方自治体補助金との重ね合わせ
国の補助金に加えて、
自治体独自の補助金も併用できる場合があります。
国+自治体で二重にもらえる可能性があるのです。
- 東京都:既存住宅における省エネ改修促進事業。窓の断熱改修に助成金あり。上限は要確認
- 大阪府:市区町村ごとに省エネリフォーム補助金を実施。大阪市では上限25万円程度の助成実績あり
- 北海道:寒冷地向けの断熱改修補助が充実。市町村ごとに上乗せ制度あり
- 愛知県:名古屋市など主要都市で住宅エコリフォーム補助金を実施。対象工事は自治体に要確認
自治体の補助金は情報が分散していて、
自分で調べるのは大変です。
地元に詳しいリフォーム業者に聞くのが最も確実です。
申請の注意点
補助金をしっかり受け取るために、
以下の5つのポイントを押さえておきましょう。
- 補助金は予算上限に達し次第、受付終了。早めの申請が必須
- 工事着手前に申請が必要。工事後の申請は原則不可
- 登録事業者による施工が条件。DIYや未登録業者は対象外
- 補助金の振込は工事完了後。立替払いが必要になる
- 必要書類(見積書・図面・性能証明書など)は業者と一緒に準備する
特に「先に工事を始めてしまった」という失敗が多いです。
必ず申請手続きを先に進めてください。
業者選びの段階から補助金の話をしておくと安心です。
よくある質問
Q:賃貸住宅でも補助金は使えますか?
A:先進的窓リノベは賃貸オーナーも対象です。
ただし、入居者ではなくオーナーが申請者になります。
詳細は事業の公式サイトで確認してください。
Q:リフォームローンと補助金の併用は可能ですか?
A:はい、併用可能です。
補助金は工事完了後に振り込まれるため、
一時的にローンで立て替える方も多いです。
Q:申請手続きは自分でやる必要がありますか?
A:先進的窓リノベも子育てエコホームも、
登録事業者(リフォーム業者)が代行するのが一般的です。
自分で全て行う必要はありません。
Q:2025年度も同じ補助金はありますか?
A:2025年度の実施については、
政府の予算編成次第で変わります。
確実にもらえる今年度中に動くのがおすすめです。
まとめ
先進的窓リノベと断熱リフォーム補助金は、
工事箇所を分ければ併用できます。
窓は窓リノベ、断熱材や設備はエコホーム。
この組み合わせで80万円以上の補助も現実的です。
さらに自治体の補助金を重ねれば、
自己負担はもっと減らせます。
ただし、補助金は予算がなくなれば終了です。
「もう少し調べてから」と後回しにしているうちに、
受付終了になるケースが毎年起きています。
まずは補助金に詳しい業者に相談することが、
最もお得にリフォームする第一歩です。
補助金は予算がなくなり次第終了。今すぐ動き出しましょう。

